評価:★★★★☆ 3.7
呪われているとしか思えない死に方をする男。その男は呪われても当然の罪を犯していた。事件の背景を調べていたジャーナリストは男に恨みを持つ家族を調べていく内に他にも呪殺事件があることを知り、謎のボランティア団体を追って消息を絶つ。ジャーナリストの恋人に依頼されて山奥に隠された村に向かう紅倉たちに、村の秘密が牙を剥き、紅倉は過去最悪の窮地に陥る。実質的な「霊能力者紅倉美姫シリーズ」最終話。≪!!警告!!≫※物語後半は衝撃的な内容を多数含みます。年少者及び感受性の強い方はご覧にならないでください。
話数:全126話
ジャンル:ホラー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:ざまぁ
夏の暑い夜、私がドキドキしながら魅入ってやまなかったのが・・・「本当にあった怖い***」あのドキドキを従えて、様々な心霊現象を女神のような美女・紅倉美姫が解き明かす!そんな彼女を心身ともに支えるの芙蓉美貴もまたもや美女だったりして・・・この話、読み始めるとクセになります。岳石祭人さんの描く小説は、怖いことはもちろん現代風刺や心理描写も時折挟まれ、ずいぶん贅沢な読み物に仕上がっています。一言で言えば・・・本物が描かれていると思うのですっっ。(僕は一度この小説を読んでいて携帯の文字が梵字のように見えました。二時間くらい直らなかった)ぜひこの機会にお読みください!