評価:★★★★☆ 3.6

「めんどくせぇ、チョコなら貰ってやるからさっさと出せ」

 バレンタインを翌休日に控えた週末、こちらをチラ見したあと、スマートフォンに視線を戻しながら差し出された明良の手に、風花のコメカミがピクピクとひきつった。

(これがイケメンとかみんな目が腐って……じゃなくて好みは人それぞれだわ)

「残念ながら明良君私の好みじゃ無いんだわ。 私は呼んできてって頼まれたのよ」

「はぁ?」

 驚愕ですって感じで哀れみの顔で明良に顔を見られた。

(真面目になんでチョコレートをこんな男に貢がにゃならん)

 美人じゃないし可愛くもないぽっちゃり体型な風花にだってチョコレートをあげる人くらい選ぶ権利はあるんです!

 普通の女子高生を巻き込み、いにしえの神々と新しき神々が今動き出す。

 注意書き
本作品の全ての権利は作者『紅葉くれは』に帰属します。無断転載はおやめ下さい。

アルファポリス様にも投稿中です。


話数:全40話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象