魔王の息子、＜違法魔術＞使用の疑いでチート魔力を奪われてもなお、無双を続ける様です

※人気低迷の為、第一章を以って作品投稿を終了致します。少ないながらも、ブクマや評価、感想をくださった方に感謝の意を述べると共に、続きを読みたいと思わせたのに、私の都合で作品投稿を放棄し期待を裏切ったこと、大変申し訳なく思います。ツイッターの方にて、新作小説のリンクを貼っておりますので、次はそちらを読んでくださると幸いです※

　勇者との決戦に敗れ、地位と名誉と栄光を剥奪された魔王とその息子は、魔界の辺境で細々とボンビー生活をしていた。
　しかし、その生活に不満タラタラであった魔王の息子『サン』は、折込チラシに混じっていたある求人広告を見て、こう思い立つ。

「――そうだ、金がないなら人間界に出稼ぎに行けば良くね？　俺のチート魔力を以ってすれば、秒で億万長者だわ笑」

　こうして、人間界で冒険者になることを決めたサンであったが……

「君、＜違法魔術＞使用の疑いがあるから、魔力を制御させてもらうね」
「ファッ！？　ざけんなし！？」

　こうして残念ながら、サンは自慢の強大じみたチート級魔力を押さえ付けられてしまう。
　結果、今まで通りの無双感を出せない……

「――あれれ？　けど、意外と弱体化してなくね？　これはもしや……」

　と思ったら大間違い！　魔力を制御されようが、魔王の息子の力は衰えない模様！
　この物語は、（ほんのちょっびっとだけ）本領を出せなくなった魔王の息子が冒険者の頂点にのし上がる迄の軌跡である！