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「名を握る領主と名を持たぬ少女」の続編です。リンデンバウムの領主リューンと名のない少女ムイの結婚式が開かれようとしています。
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すり、と胸に頬を寄せると、リューンの匂いがして、ムイはリューンと共にいられることを幸せに思うと同時に、安心もした。
リューンの腕に力が入って、更にぐいっと引き寄せられた。
「ムイ、お前は俺の妻だ。愛してる、どうか、ずっとこのまま俺の側にいてくれ」
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国王の元歌姫が、結婚式で歌を披露するとの噂により、リンデンバウムに人がどっと押し寄せた。大勢の観衆の前で歌を歌い、多くの人をその歌声で大いに魅了したムイの前に、国王からの使いが現れる。その男は、ムイが国王の元で歌姫として暮らしていた時、唯一恐れていた男だった。
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リューンとムイの揺るがない愛を書きたいと思います。読んでいただけたら幸いです。ありがとうございました。


話数:全10話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象