聖帝様、お茶を飲む 完結日:2011年4月22日 作者:想月 評価:★★★★☆ 4.3 200XX年、世界はあらゆる災害に見舞われた。地は裂け、海は枯れ、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。だが、人類は死滅していなかった! ……という聞き覚えのあるフレーズがピッタリな、暴力が支配する世紀末な世界で生きるモヒカンたちの話。 ※ほのぼの路線ですよ? 話数:全5話 ジャンル:アドベンチャー その他 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:ほのぼの 展開:未登録 その他要素 モヒカン 友情 幼女 注意:R15 なろうで小説を読む
すでに終わった世界、ではなく壊れただけで人は営みを続け歴史を紡いでいく。その中で知識と歴史を護ろうとした男の為に彼の子供達が失われし物を蘇らせる物語である。その道程は手探りで険しいものである。だが敬愛する男の為に娘は仲間を信頼し、ある若者は失われし知識をかき集め、別な若者達は娘と仲間の信頼に応ずべく鍛え抜いた身体を武具とする。そして、それを見守り子供等の成長を喜ぶ大人達。そして、一つ世界は豊潤となる。これは壊れた世界の中で誰かを想う愛の物語である。護らんとするために道化となった男に敬意を、一歩進む子供等に幸いをこの物語世界に祈りたく思う。このレビュー詐欺じゃないよね(笑)