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15作目となる本作は、小学校のミステリークラブのメンバーたちが活躍する推理ものとなっています。
それでは、あらすじをどうぞ。《あらすじ》
昨年施行のスクールポリス法により設置されることとなった西桜小学校内交番。
そこに、四年生の颯太が窃盗の容疑をかけられ、交番長の権田巡査部長に呼び出される。彼の無実を証明したのは、姉の朱音が恋心を抱く同級生、優冴であった。
優冴の推理に惚れ、また、朱音の恋を応援すべく、颯太は、ミステリークラブ(ミスクラ)の設立を提案する。そこに同好の有志として充、福岡からの転校生、理沙がメンバー入りし、担当教諭の美奈とお手伝いの真中巡査も加わった。
クラブ活動初日。理沙の活躍によりミスクラメンバーは、交番への一本の電話からその裏にある真犯人の存在を突き止める。
まさに順風満帆の船出となった彼らが次に計画したのは、真中巡査の恐がり克服であった。
旧校舎にまつわる七不思議を語り聞かせ、真中を鍛えようとする五人の子供たちと美奈。『イチゴとドクはよく似てる』、『イヤナヤツとイヤナヤツ、二人合わせてミナゴロシ』、『お仕置き部屋』などの話が披露される。だが、それは七不思議よりも一話少ない六不思議であった。
残された七つ目の不思議。その謎を解かんがため、ミスクラメンバーと美奈、真中は、取り壊しを翌日に控えた旧校舎に向かう。原稿用紙220枚ほどの物語で、更新は3日に一度。更新予定日につきましては、各話後書きにてお知らせいたします。
なお、本作には教育上配慮すべきとされた内容が一部ありますが、「取り上げられた件の先生も、この物語のようなお話をなさっていれば問題なかったのではないか」という元同業者としての思いから、そのまま掲載いたします。
それでは、『ミスクラ! ~旧校舎の六不思議~』、過去作同様、よろしくお願いいたします。
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