ただいま　検品中

おやっさんと言いたくなる頼りになるおっさん上司とパートのおばちゃんたちに見守られながらガテン系の三十路のねーちゃんが苦労とか何とかでスレたエリート青二才と付き合うまでの話。少し泥臭い温かい小説です。「話」じゃなくて言葉とか絆とか信頼とか親心とかおばちゃんオーラとかそんな感じの昭和くさい何かが混ざっているお話。数字だけでははかれないそんな何かがあるお話し。

恋愛は戦いだ。といったのは昔の同期のふわふわ乙女。その頃は自分自身の自信のなさが災いしてあまり男女間に興味がなかった私に向かって言われました。自信のなさというか自分自身を持て余している女の子は多いかも。恋愛小説、漫画、映画。どれをとってもヒロインは可愛らしく優しい。でも自分は？そんなどこにでもいるヒロインが恋愛関係に落とし込まれているさまがとても素晴らしいのはこの話。ふわふわ甘甘な恋愛もいいけれど、どこにでもあるような切っ掛けではじまりそうな恋愛前期間も楽しいですよね。さぁご一緒に。ニマニマしましょう。