評価:★★★★★ 4.5
短編小説「彼女は、一粒で七度美味しいが、+1でロシアンルーレットの修羅場になる」の連載版です。
天翔学園に通う主人公鬼無真治は、新学期の初日、天翔学園の氷華と異名を取る海里優奈と図書委員をすることになり、図書室で突然告白された。
戸惑う鬼無に、次々と雰囲気を変え、話掛ける優奈。これは、鬼無をからかうためではなく、優奈は多重人格者だったのである。鬼無が告白されたのは、海里の6つの人格の好みを合成した人物に、鬼無が偶然一致した結果であった。
この棚ぼたで、付き合い始めた真治は、癒し系の優奈、ツンデレの雄奈、脳筋の勇奈、ヤンデレの夕奈、頭脳派の結奈、ビッチの遊奈と親しくなっていく。
しかし、結奈から聞かされている人格は七人。一人足りない。そして、二人の会話に出てくることも無い。七番目の人格を推測する真治は、恐ろしい推測をするが、遊園地で観覧車のキスをきっかけに、当たらずも遠からずの結果に意図せずになっていく。
少し、サスペンス調になっています。
楽しんで頂ければ幸いです。
10話までは、短編と同じように進んでいきます。「前半に比べて、後半リアルさがね。それに、結奈さんが、添削するんなら真治君が小説を書く必要もないんじゃね」という感想もいただきました。
そういう訳で、続編で考えていた設定を後半部分にぶち込み、ナレで流した後半部分をまったく変えてみました。続編なら、主人公の敵になるはずだったナゾの人物ユウナを、味方にして、リアルに巨悪に立ち向かわせてみました。
47話からアナザーストーリーになっています。46話まで読んだあと、第2章に飛んでもらうと話が繋がります。
話数:全76話
ジャンル:サスペンス
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象