評価:★★★★☆ 4.3
これは1人のバイク店店主の物語。暴走を嫌い、無駄な装飾を嫌い、今都を嫌う。
叩き上げのスキルと使い込んだ工具が彼の武器。「え?高嶋高校ってバイク通学OKなんですか?珍しいですね」
「そうやで、知らんと受けたん?まぁ電車は少ないし、駅から学校まで遠いから」「私は大津から引っ越してきたんです。私も免許取ろうかな?」
「その前に自転車を買った方が良いかな?教習所通いに要るから」「教習所も遠いんだ…バスは無いんですか?」
「そんな便利な物は無いよ~(笑)」不便な土地にある小さなバイク店『大島サイクル』またの名を…
「免許を取ったら『おっちゃんの店』でカブを買って通学やな、燃費が良いし」
「『おっちゃんの店』?」自転車・ミニバイク販売・修理のお店、大島サイクル。またの名を『おっちゃんの店』
ここは滋賀県高嶋市にある小さな商店街。もしもバイクが欲しければ片隅にある小さな店へ行ってごらん。一見気難しそうなおっさん店主が小さなバイクを弄っているはずだ。コーヒーが出てきたら欲しいバイクの事を話してみよう。え?カブとか小さいバイクしか無い?それはここが小さなバイク専門のお店だから。欲しいバイクがおっさんの得意な車種じゃ無くても大丈夫。知り合いの店を紹介してくれるはず。
おっさんの得意車種だったら質問攻めに会うはずだ。この言葉が出てきたら質問がスタートする。
「予算はどれだけや?どんな風に使う?…条件を聞こうか…」
フィクションです。登場する人物・団体・地名・施設等は全て
実在する人物・団体・地名・施設等とは一切無関係です。
話数:全73話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
スーパーカブやモンキー・ゴリラといった小排気量が中心で自転車も扱う何処にでもありそうだけど今は少なくなった町のバイク屋さんのお話ですスーパーカブやモンキーのカスタムは行いますが派手なカスタムやチューニングでは無く日常で使う事を考えたカスタム中心です主人公の不器用だけれどぶれない生き方がとても良いです個人的には今都の人間はもっとコテンパンにして欲しいです