評価:★★★★☆ 4.3
文明崩壊後の世界。高い身体能力と銃の扱いに長けた女性、ステアーが無法者共をなぎ倒す――。
現代から時が過ぎ、物語は西暦3318年、日本。
2999年に突如起きた核戦争。どこが始め誰が終わらせたか分からないこの大戦争は、日本に限らず地球上全てを炎で焼き尽くした。しかし、人類は核シェルターに避難し、僅かな数だけ生き延びて絶滅を免れたのだった。ヴィレッジと呼ばれる核シェルターの中で僅かに生き残った人類は、その重い扉を開き、滅びた世界を目にする事となる。各地に散らばる小さな集落やシェルターはやがて全てヴィレッジと呼ばれるようになった。
シェルターや地上の残された物資を節操無く荒らしまわる荒くれ者、ブリガンドと呼ばれる彼らが川崎駅地下街のヴィレッジシェルターに迫っていた。
神奈川県川崎市の川崎駅、東口の朽ちた大階段の前に立つ女性。
厚手のコートにフィルター付きのマスク。そして腰には二丁の短機関銃。
荒廃した世界に生きる一人の女性は自分の事を守るのに必死な人々の中で他人の為に銃を取る変わり者……。
彼女は自分の住むヴィレッジを守る為に単身、悪漢達に狙いを定める。今、終末の世界で新たな火種が燻り、大火となろうとしていた。
※2018年12月完結。
※2019年2月現在、Pixivにて改稿版更新中。→https://www.pixiv.net/novel/series/1075219
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素