評価:★★★★☆ 3.8
僕、硯 憲一(すずり けんいち)は、さえない男子高校生。
話をするのは得意でないし、外見もまぁまぁだし、友達もほとんどいないしで、かなりパッとしない人生を歩んできた。しかし、高校二年になる時の組替えで、奇跡は起こった。
そう、ずっと憧れていた女子生徒の小豆 杏(あずき あん)と、同じクラスになれたのだ。
その日から僕の生活は一変。
すべてが輝いて見えるようになった。眩しい彼女を見ていられるなんて、幸せすぎるーー!
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
話数:全5話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
主人公の「僕」は、さえない男子高校生。今までかなりパッとしない人生を歩んできた。だが、そんな彼に「ずっと憧れていた女子生徒」と同じクラスになれるという奇跡が訪れる。しかもその「和風美少女」と隣の席になれるなんて!どうにかして話したい。だけど話せない。話したい。話せない。そんなドキドキもやもやを繰り返し、「僕」は「憧れの人」とお近づきになれるのか。柔らかい文章で非常に読みやすく、また作者のセンスが光るクスッと笑えるネーミングなど、見所満載。ほんわか癒されること間違いなし!ぜひ、読んでみて下さい♪
「で 出逢ってしまった・・・春に持っていた僕の近い淡い未来像は〈冬のこの現状〉…… では無かったかもしれない……でもだいたいこういうもの…… なのかもしれない…… この僕の〈視界に入れてもらえていない感〉は話しかける事なんかよりずっと大きな〈いい事〉を僕にくれたし、僕ジャッジでクラスのラッキー男ランキングをつけるなら 1位僕ちゃう?!! なんてね(♡)」・・・・・そんな〈僕〉の1年を、話を進ませず…でも実は驚きの速さで話が進んでいくトリックアートみたいな新鮮な作品です。 色々な人のセリフは勿論、僕が彼女の隣の席になれる理由や 学生時代に必ずあった事! 卒業アルバムを見る感覚になれます☆ 長編ではないのに、たっぷり読んだ!!って思える臨場感。何故か早く次が読みたくてたまらない!!になるんです。今から数分、高校2年生の自分に会わせてくれる作品を、是非どうぞ〜〜〜☆☆っ
どこにでもいる冴えない『僕』は、めっちゃ好みの美少女に出会い、一目惚れしてしまう。黒い髪、白い肌。うなじサイコー!!話しかけたい、でも上手くいかない。わかります、その切ない気持ち。もしかしたらあなたにも、経験があるのでは?淡々と綴られる、とある男子高校生の日常。果たして彼は、気になる彼女と会話できるのだろうか?ああ、青い春の日々よ。