評価:★★★★☆ 4.1
森の中にすむ仲間たち。その中の一人にクマくんがいました。
クマくんは弱虫の怖がり。
ある日寝ていると、聞いたこともない叫び声が聞こえてきました。
それはどうやら魔王のようで、クマくんを含む六人の勇者たちで倒すことになりました。※この作品は「冬童話2019」企画参加作品です。
※2018.12.20 日間童話ランキング1位となりました。
話数:全5話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
謎の叫び声に怯えるクマくん。その叫び声の正体は「魔王」だという。ひょんなことから友達と一緒に姿もわからない魔王退治をすることになるのですが、第一部分から読み進めていくことをお勧めします。サブタイトルで「こどもむけだ」と思っているのなら大間違いです。この作品には、きっちりとしたテーマがあります。私が受け取ったメッセージは、「だいよんわ 友だち」の、「完璧なヤツなんていないよな」でした。短いお話なので是非読んでみてください。面白いですよ!
この作品は、森に住む動物たちが繰り広げるお話です。童話ということもあって、とてもわかりやすく読みやすい作品です。しかし、ただ『読みやすい!』で終わらないのがこの作品の素晴らしいところ。短めの文章に動物たちの緊張感、友情などの心情がたくさん盛り込まれています。長ーい連載を書く、というのはとても難しいことです。しかし、わかりやすくて面白い話を書くものかなりのセンスと技術が要りますよね?(そう思いませんか?)だから、この作品はスゴイ。私はこの作品の良さを伝えたくてレビューを書かせていただきました。ですから、何も先入観を持たずにこの作品を味わっていただきたい。そう思って、敢えて内容は伏せて書かせていただきました。(だって、この作品の面白さは言葉に出来ませんから。)皆さんもぜひ、動物たちと冒険に出かけてみて下さい。