評価:★★★★☆ 3.5

 馬鹿馬鹿しく、笑える作品として、古典的題材、透視カメラと透明人間を題材にしたんですが、笑いをとるのは難しい……。
 日常コントを目指したはずなのに、無理やりストーリーをねじ込んだ感じになってしまいました。

 カメラ屋の息子、高坂達也(こうさかたつや)は、幼馴染、橘愛のセクシーショットを撮るために、光学分野の知識をむさぼり尽くす内に、光は光子という微粒子でできていて、その微粒子を引きつけ捻じ曲げる未知の重力エネルギー、光子グラビティーを発見する。さらに、この光子グラビティーをコントロールするシステムも開発してしまい、遂に、透視カメラを作り出す。
 そして、幼馴染の愛をその透視カメラで付け狙うが、しかし、愛も、その透視カメラに対抗すべき光子ブラックホールを作り出していた。
 二人の攻防は、愛に軍配が上がるが、欲求不満な達也は、盗撮仲間のクラスメートをからかかったり、金髪教師のローズ先生の後ろ姿を撮ったり、傍若無人な振る舞いを始めてしまう。
 そして、演劇部の美少女、篁恋(たかむられん)に頼まれて、光子グラビティーコントロール(以下、FGC)を使い、光の舞台演出をしたことで、FGCの研究を横取りしようとする公安やアメリカの謎の組織S.EXに付け狙われることになった。

 窮地に立たされる達也と愛。しかし、FGCの技術の応用は、決して透視カメラだけではなかった。

 という訳で、疑似科学をお楽しみください。
 こんなの理論的に間違っているというツッコミは無しでお願いします。
もともと、ラブコメ(最近はやりの美少女ビッチ系)として書き始めたんですが、最近、お姉さんのいる飲み屋にとんとごぶさたで、面白いエロトークが思い浮かばず。結局、スペクタクル?の方向に邁進しています。分野はコメディじゃなくてSFかも?


話数:全40話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録