評価:★★★★☆ 4.1
現代ダンジョン、バベルの大穴と呼ばれるそれが出現した2028年の世界。
ダンジョンを探索する者、探索者として生きる主人公。
とある行方不明探索者の捜索、あるいは遺留品回収の依頼を受けた主人公は、仕事の終わりに正体不明の恐ろしい怪物の襲撃を受ける。
人間と怪物。殺しあうしかない両者。
生き残る為に、凡人はやがて怪物と戦う覚悟を決める。
お知らせ 新連載始めました! ヒロシマ〆アウト〆サバイバル 現代崩壊ポストアポカリプスサバイバルハートフルストーリーです。
https://ncode.syosetu.com/n2999fh/
話数:全151話
ジャンル:アドベンチャー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
読み始めたら止まらない!!始めてのレビューで拙いとは思いますが誰かにこの作品を伝えたい!と思い書かせていただきます!まるでライトノベル作品のような読みやすさ読めば読むほど酔ってしまいました。設定がしっかりと作られており、丁寧で想像しやすい描写、本当に初作品なのか疑いたくなるレベルですよ!ローファンタジーが好きな方には是非オススメしたい作品になっていますので読んでください!1部完結本当にお疲れ様でした!2部を期待しながら待っております!
単純に敵の描写が斬新で面白いのが一つ。“耳”の容姿は人体の一部を利用しているにもかかわらず、ここまで悍ましいモノとして表現できる作者の能力は非常に素晴らしいと思う。主人公による灰ゴブリンへの、そして“耳”による主人公への蹂躙劇の表現はどちらも見事だった。どちらも強者と対峙する絶望を感じながらも、一縷の望みを掴まんと、生きようと足掻く、傍目からは見苦しくも、見事に生物の本質を突いた姿を見せてくれた。“腕”に魅入られた時は正直、いつものチートテンプレかとも思ったが、どうも違うようで安心した。今後、“腕”の力を得た主人公が何を成し遂げるのか、作者が主人公に何を投影していくかを楽しみにしている。次の更新、待ってます!
今から少し先の日本で起きる少し変わった出来事、様々な兆し、それらを経て出現したダンジョンは人類の発展に大きな貢献をもたらす…… そして、ダンジョンの奥へと新たな物質や発見を求めて潜る探索者達!!物語の冒頭から怪物種15号(灰ゴブリン)の視点で物語が進んでいきます。そこに少し前に行方不明になった探索者の遺留品回収と駆除依頼を受けたソロの冒険者が侵入して……思わず惹き込まれる独特の文章で書かれた高品質の物語です!是非、ご一読ください!!
ダークファンタジーだ。 ゴブリンの生態、文化などの設定には舌を巻いてしまう。 しかし、すまないが作品の紹介についてはこれくらいにさせてもらう。 わたしがここで話したいのは作者の事だ。 ――間違いなく〝文才〟がある。 恐らく最初の数ページを読めばそれが分かる。 独特の文体。独特の語り方。 これが1作目だ。 だから作品は構成や視点の切り替えなどに問題を抱えている。 でも不思議と面白い。 特異な〝才能〟が無理矢理に作品を面白くさせているのだ。 このレビューを書いているわたしも物書きのはしくれ。そんなわたしが嫉妬に歯軋りする。 ――これが〝才能〟か‥‥‥、チィッ! と思う。 この作者さんはいずれ凄いものを書くだろう。 皆さんも彼(または彼女)をチェックしておいて欲しい。 m(_ _)m (これってレビューになるのかしら?)
文章はまだまだ荒削りで練習が必要だろうが先を読みたくなる何かを感じた。それはなにかとこの作品をじっくりと読んでいたところ、一つ感じたことがある。リアリティだ。主人公のもつ武器は剣でも銃でも魔法の杖でもない。10万円ほどするスウェーデン産の片手用の薪割り斧。剣をもつ自分は想像できないが薪割り斧ならキャンプの時などで手にしたことのある方も多いのではないだろうか?モンスターの血で汚れた斧をミネラルウォーターで濡らした布巾で拭く場面などにはこだわりを感じた。そして主人公には今のところなんのチートによる恩恵もそなわっていないようだ。つまりこの主人公は私と同じただの人なのだろう。だから彼が驚くときは私も驚くし、怖がるときは私も怖がることができる。最後に一言、このダンジョンはこの主人公による攻略は不可能だろう。ハラハラしたい方やダンジョン探索系の物語が読みたい方に勧めたいと思う。