宇宙船Ｇ１３号（神に至る者外伝３）

＜＜　梗概　＞＞
ホムスク帝国の大航海時代、ホムスク星から銀河系に向かう一隻の大宇宙船Ｇ１３号の目的は銀河星団渦状腕の宇宙地図を作成することであった。宇宙船Ｇ１３号の目的は銀河系第３渦状碗の調査であった。太陽系の調査中に第五惑星と衛星との衝突に巻き込まれた宇宙船は損害を受け、ホムスク星に戻ることが出来なくなった。宇宙船Ｇ１３号は惑星を突き破った衛星に乗って第３惑星に着いた。第３惑星は恐竜と人間との共生時期にあった。宇宙船Ｇ１３号の乗組員は地球での狩猟生活を余儀なくされた。宇宙船に冷凍冬眠されていた人々が覚醒され、第３惑星に神の種族が出現した。航宙士の修一は宇宙船Ｇ１３号の故障を修理した後の試験飛行中に誤って第四渦状碗まで遷移してしまい、宇宙船は戻れない傷を負った宇宙の迷子になった。最初に宇宙船が向かった恒星の第四惑星は奴隷制度を敷く人類が住んでいた。修一は奴隷国を支援し、世界を統治する執政官となって３０年間の余生を送った。修一の死後、修一に付き添っていたロボットの千は自身の身を犠牲にして超空間通信機を作りあげ、宇宙船Ｇ１３号の顛末をホムスク星に報告し、宇宙船にまだ眠っている多くの乗員の救助を要請した。地球よりも時間進行速度が早いホムスク星では既に何百万年が経過していたが不死の為政者は最新型のロボットを銀河系に派遣するのであった。

（起承転結の起、若い太陽系）では主人公の修一が乗ったホムスク星の宇宙船Ｇ１３号が小惑星帯がない時代の太陽系に到着し、星系を調査します。
（起承転結の承、地球の月）では第５惑星が崩壊し、第５惑星の衛星であった月が第５惑星を突き抜けて放浪し、第３惑星の地球の衛星になり、小惑星帯や逆行衛星がある現在の太陽系になりました。
（起承転結の転、神の部族）では宇宙船の冷凍乗組員が目覚め、神の部族となります。
（起承転結の結　ゾーア星）では修一の乗った宇宙船が事故で第四渦状碗まで遷移してしまい、そこのゾーア星系で生涯を終えます。

＜＜　作品について　＞＞
この作品は「神に至る者」の太陽系とゾーア星系に関した外伝です。
「カクヨム」にも掲載されております。
「神に至る者」（5話完結済、716,000文字）は「カクヨム」でお読みください。