評価:★★★☆☆ 2.5

 同年代の子供たちの間で流行っている髪の生成師というアプリゲームをしようとインストールしようとした俺は、なぜか闇の生成師というパチモノのようなアプリをインストールしてしまう。
 そのゲームは、人間を材料に、魔物を作るという残酷ゲームだった。
 俺はクラスメイトの雨宮に告げられる。このゲームはやがて日常になると。
 雨宮に、気に入らないことがある度に叱られる俺は気づく。雨宮が、闇の生成師にメインヒロイン設定された人物だという事を。
 俺は、ゲームの舞台、リュウセン城、その意識の集合体の深紅に、一つだけややハードルを下げる設定変更ができると告げられ、雨宮をメインヒロインから外す事を目論む。
 深紅に雨宮を完全にヒロインから外す事はできないが、マルチヒロインに変えることは可能だと告げられ、男女年齢関係なく、メインキャラのほとんどをヒロインに設定する。
 ライバルや悪役を、できる限り削除するために。
 闇の生成師は、SSランクの新種の魔物生成に貢献すれば、そのプレイヤーは伝説の生成師となり、ゲームはエンディングとなる。
 日常世界は、ゲームを始める以前にリセットされるが、死亡したゲームのキャラクターとはゲームの記憶を共有できないという。
 だが、ゲームをマルチヒロイン制にしたためか、ゲーム内で次々とトラブルが発生する……。
 その上、闇の生成師の世界は、十日に一度、黒い月が出て、その世界からハンターがやってくるため、 エルフのメイドなどに化けて隠れるという嫌な設定まであった。
 俺は化粧するも女装も苦手なんだが……。
 だが、魔法で簡単に化けられるとか……?
 気が付くと、気になる女の子のアヤメは、メイクボックスを作るのに夢中になっていた……。


話数:全53話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録