評価:★★★★☆ 3.9

今年最後の勇者アカデミーの卒業生、落ちこぼれのレッテルを貼られた少年エジル。
王様の言い付けに従ってセオリー通りに旅人の酒場に仲間を探しに行くが、卒業時期が遅すぎて誰ひとりとして仲間を見つけることが出来なかった。
ひねくれ者の少年は、元よりひとりで魔物退治の旅に出るつもりでアカデミーの卒業を送らせていたと言う。
そんなエジルに無理やりついてきたのは何故か旅人の酒場の女主人。
落ちこぼれと一般人が織り成す、魔物退治と冒険と運命とテキトーと、バカげた王道古典物語が今はじまる。
【第一章・第一部】
俺はエジル。職業は勇者。
ひょんなことから酒場の女主人と旅に出ることになっちまった俺。
冒険は雑に淡々とサクサク進んでいき新しい仲間もできた。
だけど、新しい仲間か、ルイーダか。どちらかを選ばないとならねぇ時が訪れる。
そんな頃の話だ。
【第一章・第二部】
俺はエジル。職業は勇者。
冒険の本番はここからだった。
今までは何だったんだ?
いつの間にやら海賊の手下となった俺とルイーダは、色んな旅を経て、少し大人になった気がする。
そんな頃の話だ。
【第一章・第三部】
俺はエジル。職業は勇者。
魔物の根城に進むための神器を揃えた俺達は、海賊に道を開いてもらい、遂に目的の場所へと辿り着く。新しい仲間もできて、俺達の戦いはクライマックスへ。
そんな頃の話だ。
【第二章】
旅人の酒場の女主人ルイーダと、勇者エジルと共に旅をした赤き海賊団は、4年に一度のスポーツの祭典である海賊オリンピックに出場するために旅をしていた。
しかし、新たなる手下は問題児ばかり。
更正させるために寺院を訪れた一行の前に立ちはだかったのは、赤き海賊団の宿敵、白き海賊団。
そして謎の美女。海賊と海賊の戦い。そして女と女の戦いの火蓋が今、切って落とされる。
【第三章】
夜のバザールの街へと向かう勇者エジルとその仲間ミュラーとロイスが出会ったのはただの町娘。
の、はずだった。
町娘は襲ってきた魔物を返り討ちしたかと思うと、異形の怪物へと姿を変えた。
人なのか怪物なのか。判断を先送りにしたエジル達の目の前に広がっていたのは怪物が徘徊する街の姿だった。
全てが謎のこの事件。
ルイーダとも合流し、エジル達はこの事件を解決するために再び旅に出る。
【第四章】
ある日、村の少年は、森の魔女と出会う。
これは、はじまりの物語。



登場人物
主人公属性
職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録