浮かぶ色と一輪の花 完結日:2019年2月20日 作者:小春 佳代 評価:★★★★☆ 4.4彼女の名前が呼ばれた時、一瞬呼吸を忘れるほどに思い知らされたんだ。 自分が想像以上に、山吹色の記憶にすがっていたことに。 話数:全5話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 会社員 好意 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
この作品は男性銀行員を主人公とした物語である。主人公はとあるテラーになんとも言葉に表す事ができない思いを抱いていた。それを主人公は頭に色が浮かび続けていると表現している。「好き」という気持ちではない。やんわりとほんわかとした気持ちである。そのテラーが転勤することが決まり、主人公の気持ちは動かされることになる。彼女がいなくなってしまったら。自分はどうなってしまうのだろう?そのような不安も主人公の心理に見え隠れするのである。彼女がいなくなる日が迫る中、主人公の想いの先はいかに。