評価:★★★★☆ 3.6
橘瑞樹、23歳。とある理由で歌う事が好きだった瑞樹は不運にも命を落とす。
──神なんて大嫌い。
こと切れる直前恨みつらみを心に刻んだ瑞樹が再び目を覚ましたのは、なんと神が実在するとされる異世界だった。しかし物語の主人公のように強くない瑞樹はすぐ精神的に疲弊し、──こんな思いをするなら、と最期を求めて彷徨う。
そんな瑞樹の気を引いたのは弦楽器の音、そして奏者の男性。ビリーと名乗る男性は「取り敢えず付いてきな」と若干下心を見え隠れさせながら、瑞樹に手を差し伸べる。最初こそ距離があった二人だがいつしかそれも縮まり、少しずつ順応していった頃に瑞樹は自身に力がある事を知る。
瑞樹の歌は人々に力を与え癒し、紡ぐ言葉は世界の理すらねじ伏せる。しかしその代償は凄まじく……
みんなを救えるならと平気で命を賭ける瑞樹と、そんな瑞樹を少しでも繋ぎ留めようとする者達、そして試練を無理強いする何者かの意思。果たして運命は誰に微笑むのか。
※一応カクヨム版もあります。
話数:全217話
ジャンル:アドベンチャー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
主人公は死んでしまう。不幸な環境で育った主人公虐め、親友との死別、両親とは疎遠そんな環境で育った主人公がやっと掴んだ幸せへの道それは歌主人公は幸せに向け歩き出そうとした矢先にーーー命を失ってしまう。神に会い、主人公は異世界へ旅立つ。主人公の歌は異世界で通用するのか音楽が好きな人、ファンタジーが好きな人、ぜひ読んでください!
この作品は、「歌」を題材として書かれています。西洋ファンタジーの様な文章の重厚感があり、指輪物語やタラ・ダンカンの様な作品が好きな人ならば、読みやすいと思います。ストーリーは、王道ファンタジー路線を辿っていますし、キャラも個性があり、魅力的でした。敢えて不満を言うならば、小説作品であるが故に、歌のメロディーラインは想像するしかない所が欠点です。()それこそ、読んだ人同士で、この作品について語り合う事で新たな音が見つかる事でしょう。え?語り合う様な友達がいない?それでは、世界の中心で思いの丈を思い切り歌ってみましょう!きっと、お友達が沢山できますよ!…え? それは嫌?我が儘ですね…それでは、作者様に感想を伝えませんか?きっと、作者様が新たな音楽を奏でてくれますから…取り敢えず、『異世界に歌声を』を読みましょう話はそれからです。
あなたが歌を歌う時、誰に向けて歌いますか? あなたが歌を歌う時、何を想って歌いますか? 主人公の橘瑞樹は、幼い頃にいじめに遭い、声を掛けたばかりに 親友を事故で失い、両親とは喧嘩別れして独り暮らしをして、歌の仕事を得て これから という時に、命を落としてしまいます。 死の間際には、神様を恨んでもしょうがないですよね。 そこから 異世界での、この物語は始まっていきます。 人と争ったり ゴブリンやオークと戦ったり、悪魔や そして―― 歌って戦うのは もちろんの事、最初に出逢うビリーや奴隷として売られていたノルンや、貴族の娘のエレナや六柱騎士のフレイヤなどなど、魅力的な人物たちと出会い、恋愛も―― 異世界での第二の生で、主人公の橘瑞樹は、誰に どんな歌を歌うのでしょうか?その歌声は異世界に、どのような影響をもたらしてしまうのか!?
1章を読ませていただきましたが、正直初めのほうは超展開過ぎてついていけませんでした。ですが1章後半に行くにかけて文も読みやすくなってきたし面白くなってきました。 面白いのですが初期のほうが理解できなかった分後半も一部わからなくなる点が出てきました。 作者様の今の文章力でしたら前半の話ももっと読みやすくできると思いますのでできれば最初のほうの話を書き直していただきたいです。 もういちどいいますが後半のほうは本当に面白かったです。
私がこの作品の良いと思ったところは、落ちもしっかりあるし、背景が読み取りやすく主人公の気持ちが分かりやすいからです!そして何よりも主人公の晴れ晴れとした時の感情がすごく共感できて、読んでるだけだけど、すごい楽しめます!(^。^)私は異世界系も読ませてもらいたくて、紹介させていただんですが、とてもいい勉強になりました!ありがとうございました!
これが、真の男の娘の物語!?そしてこの異世界で、歌声を届かせることができるのか? 主人公の特技が面白いですね(´・ω・`) 現代の不必要な知識を使い、この異世界を救うという物語、僕、結構、好きですよ(´・ω・`) 自称小説家になったら、異世界征服ではなかった!?よりも面白い作品で僕よりも書き方が上手だと思います(´・ω・`) 久遠来栖(御祝いレビューを待っています(´・ω・`))