評価:★★★★☆ 4
【2020年1月6日 講談社レジェンドノベルズ様より書籍版が発売されました。みなさまのご声援のおかげです。ありがとうございます。】
交通事故で家族を失い、その後の遺産トラブルで心に傷を抱えていたヒロトはある日、同級生等と共に強制的に異世界転移させられてしまう。
ヒロト達が飛ばされたのは<ガイア>と呼ばれる剣と魔法のファンタジー世界だった。ヒロトを含めた一〇〇〇名の少年少女達はダンジョンマスターとして命懸けのダンジョン運営に従事させられる事となった。
<迷路の迷宮>というダンジョンを作ったヒロトは、日本に居た頃の資産を元手にシステムのバグを突き、安全にダンジョンポイントや経験値を稼ぐ手段を手に入れる。
ダンジョンバトルでもルールの隙間を狙い撃ちにするような戦略によって勝利を重ね、いつしかランキング上位に名を連ねるようになる。
そんな特異な運営方針を行う<迷路の迷宮>は、ヒロト達をガイアへと連れ去った張本人である迷宮神の目に留まってしまう。
悪辣な神に翻弄されながらもヒロトは抗い続ける。ガイアの世界で手に入れた大切な繋がりを守り抜くために――。
現在、書き溜め中につき、完結設定になっています。(再開予定です)
またセルバンテスと重複投稿しています。
話数:全120話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
私は迷宮物が好きです。自分でも迷宮物を書いてますし、「小説家になろう」でも迷宮物を読みあさっています。 この「迷路の迷宮」はちらと読んで放置していたのですが、最近読み直してみて、じわじわ面白さを感じてきました。 第8話「仕様漏れ」あたりか、あるいは第12話「疾風剣フェザーダンス」あたりから数話読んでみてください。 不思議な魅力を感じませんか。 矛盾もあります。 行き当たりばったりなところもあります。 それでもこの小説には、WEB小説らしい魅力が詰まっています。 作者のパブロンさんは「鋼鉄のアイ」の作者さんと聞けば、「ああ、あの!」と思い出すかたも多いはず。 文字数も、2019年1月現在時点で42万字超えと、読み応えもあります。 迷宮物がお好きなかたには、ご一読をお勧めします。