「夢使いとアカシャの旅人」

夢使い－冬川誠二は依頼人の女の人と仲良くしたことで、恋仲である師匠の「独覚女」新山星美に別行動を告げられた。傷心の誠二の所に、彼が夢使いとなるキッカケを与えた「アカシャの旅人」夢人がおかしな依頼をもってくる。かつての誠二と同じような境遇で「夢の中」に逃げ込んだ「夢使い」秋池深海の目を覚まして欲しいというものだ。和的な彼女の使い魔である「三人の供」を、誠二は使い魔である「キャラクター」を用いて打ち負かし、なりゆきで彼女を弟子に取る事になった。彼女は誠二の指導のもとで霊刀を使って自ら戦闘をする「夢使い」を目指すこととなった。だがある日、黒服の夢人の依頼で彼の同僚の悪魔祓いをする誠二に謎の怪僧「蘇霊」が現れ、師匠である星美が囚われの身である事を伝えられる。星美は半ば独力で脱走に成功して、誠二と合流。星美、誠二、そして深海は、霊獣を操る「蘇霊」と再び相対し、この怪僧の成敗に成功するのであった。「二部完」