評価:★★★★☆ 3.5
「怪奇事件」という謎の怪奇現象が人々の間で広く知れ渡るようになってから三年。T市で最も発生確率の高いこの事件の被害者は、規則を守らない、モラルが欠如した者ということしか分かっていない。
カタブツとして知られる風紀委員長――灰川真音は、ルールを守らない人で溢れる世の中を嘆いていた。そんな彼の前に、同じ制服を来た白銀の髪を持つ少女が現れ、真音に奇妙な提案を持ちかけた。「一度、この世界を壊しましょう♪」
馬鹿げたことだと一蹴する真音だったが、彼女の正体とある真実を知ったことで、彼の人生は一変することに……。
怪奇事件と謎の少女が生み出す、現実を舞台としたダークファンタジー。
話数:全40話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
普通に一話目から人が死んでいて、前作とのギャップがすごい…。まだ3話までですが、主人公真音の心理描写が一人称視点でうまいこと描かれていると思う作品。突然の非日常に放り込まれた真音の、天使に対する嫌悪や事件への疑いや真音の正義感がよく分かる文章をかけている。少し難しく感じるところもありますが設定もよく練りこまれています。たまに日常的な描写もあるし、かなり読みやすいのではないかと。今も、続きが気になってしまっています!3話終了時点、なかなかの絶望的状況で読んでいてハラハラします!どうやって真音が怪奇事件に向き合っていくのか、これからの展開が楽しみです。