評価:★★★☆☆ 2.5
常識の外側、異能力を持つ人々を、我々は”アウター”と呼び、ある街に追いやることで安寧を得た。
さて、そのアウターたちの姥捨て山であるところの盟元市では、日夜アウターたちが持つ異能の研究・開発が行われていた。
……あるいは解析。その能力とは一体何なのか。身体的特徴か? 歪んだ心の発露か? それとも天が与えたものなのか?
……あるいは解剖。その能力は余人の手に余るものなのか? 扱うとしたらどのように?
……あるいは闘争。異能力を持つアウターがぶつかり合い、その極限の中で見出すものとは? 血を吐き出す喉から絞り出される叫びはどんな音色なのか?
我々は俯瞰し、閲覧しなければならない。継続し、永続し、連続し、接続するその風景を。
アウターを取り仕切る特殊探偵、研究材料として最高峰である”不老不死”のアウター、自分ではなく一人の少女のために血肉を削る少年、どんな願いも叶える禁断の少女。
主人公は四人。対する敵は能力都市”盟元”、その街の能力全てを統べる善道数多。まぁいろいろ書いたけど敵が出てきてそれを観察・分析して倒す能力バトルです。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり