評価:★★★★☆ 4
最弱職【異端者】――
15歳になった少年ノームが天啓の儀で与えられた職業は、ステータスが一切成長しないことで有名な最弱職【異端者】だった。それはあまりにも弱い職業で、職業を与えられていない15歳未満の子供たちよりも弱いという事態が発生するほどだ。
そんなノームが、村の人々に受け入れられるはずもなく、理不尽極まりない嫌がらせといじめの中で彼は生きていた。ある日、ノームは溜まりに溜まったストレスを一匹のスライムにぶつけ、レベル5になったのだった。勿論、ステータスに変動はない、しかしそこで彼はとあるスキルを手に入れた。
EXスキル【防御貫通】と【多段攻撃】――恐らく、職業限定と思われるそのスキルを手にした彼は閃いたのだった。
「攻撃さえ全部避ければ、誰にでも勝てるのでは?」
これは――成長できなかった少年が理不尽な世界に立ち向かう物語。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録