評価:★★★★☆ 3.9
みなさまは『安岡寺おめめ』という「小説家になろう」で日々活動している作者をご存知だろうか。
彼女(以前は彼だった)は小説家になろうで活動開始後『わずか2ヶ月で2912pt:1053ブクマ』を獲得する作品を書き上げ、その驚異的な実力を世に知らしめながらも、あえてその道の先に進むことを選ばなかった。
そして己が進むべき『真の道は別にあること』を見出し、現在も『190pt : 42ブクマ』しか得ていない『真の代表作品』の執筆に日々注力している『極めて稀な底辺作者』なのである。
そう安岡寺おめめは圧倒的な多才さを誇る『超絶最強ハイスペック作者』であるにも関わらず、あえて自身の特色である『バイオレンスコメディ』というトガッタ作風を極めんと日々活動を続けている不思議な人物なのだ。
このエッセイでは、これまでに彼女が投稿した『作品群』を対象に考察を行っていくことで彼女の作品が
『なぜ大衆ウケしないのか』
なのに
『なぜ一部ファンには激ウケしているのか』
を明らかにしていく。
安岡寺おめめ作品が誇る『徹底的に読みやすさのこだわった設計』かつ『風刺表現を用いた知的な面白さ』はまさに次世代基準!
作品群の考察から浮かび上がる彼女の生き様は必見!
*なおのこのエッセイは安岡寺おめめ氏の本人許諾を得て執筆掲載しています。
話数:全8話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
このエッセイは安岡寺おめめという才気あふれる小説家が、いかにも知的で素晴らしい作品を書いているにもかかわらず、なぜ底辺作家として地べたを這いずり回っているかについて、筆者の考察をもとに綴ったものである。わたしはその安岡寺おめめ本人なのだが、このエッセイを読んだ時に、これはマズイと思った。なぜなら、わたしが読みやすくするために工夫していた細かいテクニックを、この筆者は先刻承知しており、見事に看破してのけていたからだ。これを他の作家に真似されたら、わたしは商売上がったりだ。そして何より驚いたのは、この天才安岡寺おめめが、なぜポイントを稼げないかという理由について、見事に分析しており、それがあまりにも的確だったことだ。つまり、わたしを含めた、あらすじに読者獲得の問題を抱えている作家は、このエッセイを読むことで問題を解決できる可能性があるということ。読まねば損な読む薬である。
皆さんは安岡寺おめめという作者を知っていますか? ほとんどの人が知らないですよね。というか私も知りませんでした。このエッセイを読むまでは。 けど読み終わった今では彼女(以前は彼だった)の信念を貫くスタイルに魅せられ、すっかりおめめ信者になってしまった。 そもそも、作者一個人がエッセイの対象になるなんて考えられますか? 私も気になって『作者・エッセイ・個人』でタグ検索したが、作者個人に関してのエッセイは1作もなかった。 故に小説家になろう唯一の作者一個人についてのエッセイなんです。 ではそこには何が書いてあるか。 ・彼女(以前は彼だった)の作品はなぜ一部の人々を強烈に魅了するのか。 ・人気作をエタった理由。 ・人気作とは言えない作品を書き続ける理由。 などなど。 このエッセイを読み終えた時、あなたも安岡寺おめめという作者に夢中になっているのではないだろうか。