評価:★★★★☆ 4.2
今やAIの発達は日進月歩となり、人類には当たり前の存在となってしまった。
様々な分野でのAIの活躍。将棋界もその一つだ。強力な頭脳を兼ね備えたAIに対し、多くのトップ棋士が破れ、また、それにより人間がコンピュータの将棋を真似る時代が今訪れている。
これまでの常識が覆った将棋界。果たして100年後の将棋界の矜持とは?
これは、そんなAIが更に発達した100年後の将棋界の物語である。
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《大きなルール改定一覧》
・将棋盤は49×49×3と超巨大化!
・プロ棋士のほぼ全員が属性を持つ!
・相手を殺さない限りは基本何でもOK!この作品はカクヨム様に投稿しているものと同一です。
話数:全102話
ジャンル:異能バトル
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
これは面白い!将棋であって将棋ではない!?本質は熱いバトル小説。テンポがすさまじく良くて、将棋を知らないかたが読んでも一気に引き込まれます。むしろ、知らないかたに読んでもらいたい!将棋を知っているかたはもっと爆笑できます!!そして、なにより今朝完結したばかり。このビックウェーブにのり遅れるのはもったいない。もっと評価されるべき、隠れた神作!「僥倖」で「望外」のおもしろさ!是非堪能ください\(^o^)/
まずタイトルの『100年後の将棋界はバトルもの』というパワーワードに興味を惹かざるを得ない。そこは今の将棋界とはまったく違うはずっ、なのになぜか将棋用語がベースにある上で繰り広げられる『将棋バトル』は展開がサクサクすすんでいくため、読んでて心地よい。キャラクターも次々登場する割には、それぞれ個性を持ってて凄い。将棋のことを知ってても知らなくても楽しめるバトル名作。
将棋にまつわる力をもつキャラクターを創りたいなと思い、なろうに将棋関係で描かれている小説を探していました。まあないだろうと思い込みながら探してると、ありました。マジか、あるんだと思って読んでいるとまた驚きました。面白いです。将棋について私はあまり詳しくないのですがとても面白い。色々つっこみながら読んでると最新話まで読んでました。貴方もきっと最新話を読めばこう思います。将棋……星人?
実に変わった作品だ。将棋を扱った作品であり、作者の将棋に対する知識は深いもので随所にそれが活かされてる。にもかかわらずこの小説は「バトル物」だ。将棋がルール改正によって大きくその姿を変え、さらにはオーラなる能力の使い方如何で勝敗が決まるようになった未来。オーラの才能に恵まれた少年が様々なバトルに巻き込まれていく話だ。裏に黒幕がチラつく様々な陰謀や、だんだんスケールの大きくなって行く敵といった要素はまさに王道のバトルもの。それに作者の将棋の知識が合わさることで独特の深みを出している。つまりこれは、これまでになかった種類のバトル小説であり、たぶん我々は新ジャンルの開拓の瞬間を見ているのだと思う。それほどまでに、斬新な内容と言える作品だ。
この物語の主題である100年後の将棋は、今の将棋とは全く異なります。なので、将棋をあまり知らないからと言って敬遠する必要はまったくありません。棋士が属性とか持ってますからね(笑)私はこの作品にヒカルの碁のようなものを感じる。ヒカルの碁はとても面白いと感じたが、囲碁のルールは何一つわからなかった。(笑)題材など関係なく物語がただただ面白いのである。これもそういう作品である。是非読んでみてください。
将棋には勝ち負けがある。いや、そういう概念の時代があった。この将棋は未来の将棋を扱うものである。なので、当然現在の将棋の指し手は全て学んだ上でのものとなる。いわゆる“なろうテンプレ”では現在から過去に行くことによって無双を可能せしめる。つまりこの作品で、未来の将棋を学ぶ。さすれば、未来からすると過去である現在の将棋。その全てを超越する事だって可能だ。君の伝説は今日から始まる!
AIの発達によってあらゆるボードゲームの最適解が解析されてしまった未来では、より複雑化したルールに変化した将棋が遊ばれています。 盤面はわけわかんないくらい広大になり、駒も変なのがたくさん増えています。あとプロ棋士は属性持ちです。 さらに将棋の駒は相手に投げつけてもいい事になっており、その攻撃で相手を倒せば勝利となります。ただし相手の攻撃に耐える事が出来ればその駒を自分の物にできるドッヂボールルールによって、ただ駒を投げつけるだけの雪合戦もどきにならない奥深さを感じさせます。 その他、めっちゃ力を込めれば途中の駒を弾き飛ばして直進する事が出来たり、ごっつ集中すれば自分の駒が相手の駒を避けたりと現在のルールでは考えられない駆け引きも存在します。 将棋好きなら一度は目を通して損はない作品でしょう。まず間違いなく棋力は上がりません。