余田桃華はおっちょこちょい

主人公の桃華は、どうしようもないほどのおっちょこちょい。様々な羞恥話を残しており、その所業は思わずクスッと笑ってしまう程のモノばかり。甘酸っぱい青春が桃華目線で語られていく部分で、とても話に入りやすく、皆さんも心惹かれていくこと間違いなし！様々な登場人物達の想いや行動が交わる時、素晴らしい輝きを誇る作品へと変貌します！！是非、少しでも興味が湧いた貴方、覗いてってください！先輩のかっこよさに惚れろ！

高校生活を舞台にした物語。主人公の癖（体質）がおっちょこちょいであるが、どれほどのものなのか。また、周りに支えられて生きてきているのがわかる。高校生ということで、「受験」といワードが出てくるが、主人公には将来の夢というものが特にこれといったものもなく、大学の進学を希望している。 なんとなく、目的もなく。目的を探すために大学に進学する人はいるのではないだろうか？ そういった何気ない一連のやりとりが、高校生活の懐かしさを読み手に彷彿させる作品となっている。