うちのカミさんが神様だった件 完結日:2019年3月22日 作者:しゅーる君 評価:★★★★☆ 4.2田舎暮らしをしているダメリーマンの稲葉匠。 独身と言う名の貴族を自称し、 自由気ままな生活を送ろうとしていたが、 ある日突然彼の前に「妻」を名乗る少女が現れる。 神世の世界と現実世界につらなる輪廻転生ローファンタジー。 話数:全233話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 伝奇 輪廻転生 注意:R15 なろうで小説を読む
現代が舞台なのですが、ありそうで、なさそうで、やっぱり、あったら面白いなぁと、思わされる、物語です。あらすじからも分かるように、恋愛に冴えない男性なら、一度は妄想するような、都合の良い展開から始まります(笑)しかし、一工夫、二工夫もされており、下馬評を覆すように淡々と進む物語は、なんだか心地が良い。恋愛は比較的、控え目ですが、確かな知識に裏付けされた、田舎の風情を感じさせる描写や、ビジネス、癖のある同僚達とのやり取りと絡めて、面白く描かれてます。そして度々、出てくる食事のシーンは、思わずヨダレが出そう。一話一話のキレが良く、コミカルな落ちが付けられていることが多いので、淡々としつつ、楽しめ、続きが気になる作りが優しい。最初は狐につままれたような主人公ですが、気付けばヒロインにデレています。その頃にはこちらも、彼女を可愛く感じていることでしょう。