評価:★★★★☆ 3.5
ある日、死んだはずの恋人から手紙が届いた。病死して異国の地に埋葬されたはずの恋人から。
手紙を受け取った少女は、驚きつつも、恋人が生きていたことを喜ぶが。
……所詮は手紙だ。
周囲の人々から、恋人の死を裏付けるような連絡が続く中、不安が生じてくる。あなたは、本当に。本当は、もう……。
手紙の返事が途絶え、数年後、迷いと覚悟をないまぜにして、死んだはずの恋人を探しに、若い女が独り、異国の地に降り立った。
招かれざる客として大陸を訪れた女の名は、冬柴千代。世慣れた仮面の下に、擦り切れた淡い想いを隠して。
生と死と、昏い魂の物語が紡がれる中、異国の妖とともに墓場より這い出したモノが何者であるか。それは、
……あなたの目で確かめていただきたい。
日本で言えば明治時代後期の中国大陸、まだまだ西太后も御健勝ながら、清朝も末のころのお話です。
【完結しました】
【明治妖狐譚シリーズ(外伝作品)】
【エブリスタにも公開中】Copyright(C)2018- 秋野きつ
登場人物
主人公属性
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職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録