評価:★★★☆☆ 2.5
天空40年(西暦2058年)秋。
入門して3年目に尚武道場を卒業した中沢美琴(なかざわみこと)は、Xの説得により6人目の時空仕事人となった。剣の腕は、5、6年前の尚武章博を凌ぐほどで、天上人やXからも尚武と美由を別格とすれば、仕事人中第一人者といわれるほどだ。
美琴の初めての仕事は、元禄10年にタイムスリップして、水戸藩第二代藩主・水戸(みと)光(みつ)圀(くに)を40人におよぶ一橋家から差し向けられた刺客から守る仕事だ。
陽気な渡世人の桐生の半次との出会い。半次とはいった混浴風呂。同じ部屋で半次と布団を並べて寝る美琴。6両2分も稼いだサイコロ博打。街道でいきなりもろ肌脱いでブラジャー姿になり、桶(おけ)を焚(た)き木(ぎ)で叩いて踊りながら民謡の〈八木本節(やぎもとぶし)〉を唄う美琴。霞ケ浦では下着姿で水とはしゃぐ美琴など。やることなすことが若さにまかせた型破りの女。
小さなことは気にもしない天真爛漫な中沢美琴と桐生の半次の水戸街道珍道中。
時空仕事人の新たなヒロインがここに誕生。スピンオフ「美琴と光圀」の巻※小説中〈八木本節〉という民謡が出てきますが、本来は〈八木節〉のメロディです。これは著作権上の問題を回避するため〈八木本節〉と変えております。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象