氷の賢者の娘の逆行転生

主人公・空澄風香は、フウカティア・スノーディアという少女に転生した。
フウカティアが生きる世界は、なんと風香の両親がかつて召喚された異世界…しかも、両親が召喚される、その十数年前だった。その異世界は、幼い頃から聞かされてきた両親の馴れ初め…光と雹が付き合い始めたその切っ掛けとなる土地だったのだ。
つまり、風香が生まれる前…過去に転生してしまった。

しかも、前世の旦那によく似た言動（だが口調は正反対と言っていいぐらいに違う）を取る幼馴染も居る。
過去を変えてしまったら、未来がどうなるかも分からない。生まれるはずだった父親の側近は、自分のせいで生まれてくれなかった。

――――さて、風香はどの選択肢を選ぶのだろうか。
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この作品は、「伝説の賢者は俺の親友のようです。」という作者の作品の番外編です。そちらからの流用に近い表現もありますので、先に伝説の賢者を読んでからこちらを読む事をおすすめします。
あ、そちらに出てくるキャラは居ません。強いて言うならこちらの主人公である風香ですかね？