評価:★★★★☆ 4.3
一億総ニート社会の始まりだ!
人工知能の技術革新によってあらゆる労働から解放された人類は、うんこ製造機にジョブチェンジ。衣食住はベーシックインカムで保証され、仕事も勉強もしないで遊んで暮らしてても文句を言われない、夢のような社会が実現したのだ!
ところが物質的に満ち足りた世界では、何故か若者の犯罪が増加していた。若者たちみんながユーチューバーを目指して、社会に迷惑ばかりかけていたのだ。
そんなある日、無軌道な若者たちに手を焼いた政府はついに彼らの更生を目的とした『学園』を設立する。それは東京湾に作られた監獄島だった。
これはそんな学園に入れられてしまった子供たちによる反抗の物語。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
さて、何時もながらミステリー&サスペンスな作者が手がける4作目です!(エッセイはちょっと置いといて)前回、かなりなろう的な転生モノ?から一転して、今度は近未来モノとなります。何時ものように圧倒的知識量からくる、説得力ある展開。烏滸がましくも何時も感心するのは、ただそれが披露されるだけではなく、その知識がちゃんと「使われてる」ことなんですよね。前回はそれで捻り落としに来ましたが、今回はより直接的な近未来モノ。よりあり得そうな「かもしれない未来」を見せてくれます。正直、なろうの中では結構玄人好みの作品ではありますが、読みにくいというワケではありませんので、ちょっと目を通して貰えると自分が多分自慢できます。本格ミステリサスペンス。きっと引き込まれる事でしょう。現在3章終わり。一気に読むにはちょうどいいと思い、レビューさせていただきました。どうぞ、この世界へ!