評価:★★★☆☆ 3.2

時は2045年、念願のフルダイブ型VRマシンが遂(つい)に完成した。
 
コウヘイはそのVRマシンの完成を待ち望んでいた。早速、予約を取り、そのゲームを体感する。
シナリオは中世ヨーロッパ風ファンタジー。
ゲーム世界のキャラクタ『ラナ』と共にバーチャル世界を駆け巡る。
 
その操作性は自分の手足のようだ。いや、自分そのものだ。自分の目で風景を見る。熱い物を熱いと感じ、冷たい物を冷たいと感じる、肌で感じる。それもそのはず、大掛かりな装置を使って、人間の脳に直接、電気信号を送るVRマシン、脳は手足からの刺激と区別がつかない。この時代の科学はそこまで進歩したのだ。利用料は一時間六万円と安くはないが、それでも、コウヘイにはそれだけの価値があった。ゲームのキャラクタ『ラナ』に熱を上げた。
 
現実に希望を持てない、
そんな若手社員コウヘイの、日常と、非日常(フルダイブ型ゲーム)を行き来(き)する生活を描いたサクセスストーリー。
 
(【時代の雰囲気について】
近未来の話にはしていますが、内容的には、『もし、今の時代にフルダイブ型VRマシンが完成したらどうなるのだろう』という観点で書いていきます)
 
(【初心】 
初めてプロットを考えて書き始めました。
前半、ファンタジー寄りの世界観、
後半、現実寄りの世界観で、
二十万字(誤差マイナス五万字プラス十万字)程度の物語を書いていこうと考えています)


話数:全68話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象