評価:★★★☆☆ 3

※ただいま加筆修正中です。ゆっくりと行なっていくので、ご承知のほどよろしくお願いします。

七月十三日。
大雨、洪水特別警報が発令されたその日……。
寺田晃は溺れている子供を助けるが、自分は流れてきた丸太に頭を叩きつけられ、命を落としてしまう。

死んでしまった彼が目を覚ました場所は、真っ白で空虚な世界。
何者も存在しない、永遠とも思える虚無の空間。

「何が一体どうなって――――」
「そのことで、少しお話しませんか。寺田晃さん」

そんな世界に迷い込んだ彼は、案内人と名乗る少女と出会った。
そして彼女は、後悔ばかりを残して死んでしまった彼へと、とある提案を持ち掛ける。

「一日だけ、貴方が生きていた世界に帰してあげられます。それが、私の仕事ですから」

元の世界に帰ったとして、たった一日だけで彼に何が出来るだろうか。
生前出来なかったことをやってみる?
おいしい食べ物をたくさん食べる?
それとも、家族と共に一日を過ごす?
――――どちらにしろ、現世に一日だけ戻ったところで、残るものはきっと後悔だけだろう。

それでも、元の世界に戻る決意をした彼は、その一日をどのように過ごすのか……。

これは誰にでも平等に与えられる、生と死と命の話。


話数:全37話

登場人物
主人公属性
職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素