スクールカースト最上位のJKだった私ですが、転生したらド底辺に叩き落されたので成り上がろうと思います　～最弱から始めるハードモード異世界攻略記～

【完結作品】主人公コユキはスクールカースト上位の陽キャなのだが、実は隠れオタク。そんなコユキが突然降ってきた雷に打たれ、気づいたら暗闇の世界にいた。そこで聞かされたのは、前世の行いで転生＆スキルが選択できるポイントが与えられる事。コユキに与えられたのは、たったの３ポイント！！コユキはスライムとスキルを選択、そして転生した。それからコユキはゲームの知識をフル活用して、異世界での頂点を目指していく。始まりは強敵と戦い。ゲーム知識を生かし工夫しながら、どんどん強くなっていく爽快感が気持ちがいい。増えていく仲間は女の子。女の子同士の会話や交流は清涼剤になっている。そして、王道とも言える展開で話が進む、深まっていく謎。転生物語では終わらない。彼女たちが生きた軌跡。

突如として、原因も不明なままに異世界に飛ばされてしまったJKが、前世の行いの悪さ故にスライムに転生したという状況の中で生き抜くサバイバル物の異世界転生小説だ。最弱モンスターに転生というハンデを抱えつつ、世界のシステムを手探りで知りながら乗り切っていく。敵との戦闘も命がけ。それでもなんとか生き残り、レベルを上げていって仲間も増やしていく。ステータスやスキルの向上と共に見えている世界が広がっていく様は、とても楽しい。仲間となっていくキャラクター達もみんな女の子。戦闘の連続な物語だけど、パーティー内のガールズトークが面白くて癒やしになっている。この、パーティーメンバーが仲のいい女子で固められているっていうのが、とても大きい魅力だと思う。なかなかハードで、悪人も多い世界。それでも少女達の結束は高く雰囲気がいいから、あんまり暗い感じにはならない。そこが大変気に入った。

ある日突然、異世界へ飛ばされてしまうJK。ゲームのような世界でなんと『前世での行い』が影響し、行いの悪かったJKは最弱スライムに転生。現実世界ではうまくやりこなしていた彼女にとってあまりに悔しく、「転生後の世界で頂点を目指す」ことを誓う。…と、テーマは至ってシンプルで読みやすいです。コメディ要素が強めですが、所々ダークな描写や、謎がちりばめられていて、奥が深いです。実はゲーム好きである主人公、得意のゲーム脳を生かして、必死に足掻きます。読み進めていくうちに、いつの間にか主人公の気持ちに同調し、ハラハラする自分がいます。作者様の巧みな表現力で、読者を楽しませてくれます。テンポよく、空いた時間にさくさく読めます。他の転生モノにはない確かなオリジナリティと、不思議な魅力があります。一人でも多くの人に読んでもらいたい作品です！

本作は『異世界』『転生』『成り上がり』『MMO- RPGの様な世界観』など、小説家になろうの読者に馴染み深いエッセンスを盛り込んだ非常にライトでエンターテイメントに富んだ作品である…所謂テンプレートでは？と思われるかもしれないが、実はそうではないのがこの作品の上手いところだ。上記で述べたものはやはりエッセンスでしかなく、筆者の巧みな表現力でそれらをオリジナリティ溢れる展開に落とし込んでいるに過ぎない魅力溢れるキャラクターほっこりさせられる掛け合い筆者の表現力も豊かで分かりやすく、お転婆で強かなJKスライムがコミカルに描かれている活躍は極めて爽快だ。サクサクと読み進めていく内にきっとあなたもこの作品のファンになるだろうごちゃごちゃと並べたが、「面白い」この一言に尽きるので！！！実際に読んでみて欲しい

実はオタクである事を隠してスクールカーストの上位で人生を謳歌していたＪＫの主人公コユキ。彼女は突然、異世界に転移してその行いの悪さから最弱種のスライムとして新たな人生？をスタートさせる事になった。よくある異世界物と違い全くのチート無し。主人公は知恵を振り絞り、何とか異世界を生き抜いて行きます。どんどん成長して行く主人公は、読んでいて非常に爽快！さらに、作者の卓越した文章力が、ますます読む者を物語の世界に引き込みます。やがて出会う仲間達も魅力的に描かれ、女子高生らしい目線から描かれた異世界でのやり取りは時に可愛らしく、癒やされます。斬新な設定はテンプレ通りの異世界物と違い、新たな発見を齎してくれるでしょう。率直に言ってしまうと「面白い」です！異世界ファンタジー小説を読みたい者にとって、お薦めするのにこれ以上の理由が必要でしょうか。是非読んでみて下さい！

レベルやスキルといったゲームのようなシステムのある異世界に最弱モンスターとして転生してしまった少女。 ここまでは、なろうではありそうな展開。(ちなみに、スキル制、大好きです。しっかりスキル制になってて、そこももちろん、読んでて楽しいです。) でも、この作品は一味も二味も違います。それだけじゃないんです。 人間じゃ無くなっちゃってるし、めっちゃサバイバルな状況なのに、なのに！ そう来るのかー！ と思わず唸りました。 凄い個性的です。 こういう異世界物のアプローチもあったのか、と目からウロコでした。 作者様が書かれているあらすじやタグを鑑みて、ネタバレにならないように説明出来ないのがもどかしいです。

難しい文章でも無く、かつ国語の予習に簡単な物語を読めることは良いことだと思います。内容は一人称で描かれる、異世界系の王道ですが、軽い準備運動程度に読むと、主人公がJKという事もあって、気が楽になると思います。内容もわかりやすく、気を緩めて読めるので、案外、落ち着く作品です。軽い気持ちで小説を読みたい時に、僕はこの小説を推奨します。