評価:★★★☆☆ 2.8

死神である壱の仕事は、人間の死を見届けることだ。今回のターゲットは高橋歩美 二四歳女性。歩美は幼い頃から家族、特に実の兄である英太から陰湿な嫌がらせを受け、虐げられて生きてきた。一見、今どきの可愛らしい普通の女性だが、その心には深い闇を抱えている。いずれその闇は抱えきれないほど大きくなり、歩美を飲み込んでいく。
壱の任務はそんな歩美に近づき、運命で定められている寿命が尽きる日までフォローすることだった。
死神にとって人間の女は蔑むべき存在だったはずが、任務を遂行する中で、壱の心に、ある変化が起こっていく。そして人間の中には異常に残酷で卑しい者が存在することに気付く。
果たして、より残酷なのは死神か人間か。死神としての任務は無事遂行できるのか。

設定は月並みですが、リアルとファンタジーに闇と切なさ。時々キュンと来る場面を詰め込んだ作品です。
長編小説になります。どうぞよろしくお願いいたします。


話数:全25話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象