※注意※
この『ダークインサイド~聖都教皇庁特務八課~』は作者の思い付きと勢いで書き始めた作品であります。
プロットはありません。キャラクターの設定や時代考証は書きながらその都度行ってまいりました。似た作品を書いたことはありますが、序盤が似ているだけでストーリーも登場人物もいつの間にか別物になっていました。
そんな作品でありますが、大勢の読者の皆様やレビューを書いてくださった偉大なお方のおかげにより、約2か月で3743PVを獲得いたしました。誠にありがとうございます。
そして、ついにこの度第1部を完結することができました。それもこれも皆様の応援のおかげでございます。感謝しかございません。
私の人生のなかでこれだけ応援いただけたのは久しぶりで、本当に嬉しく思っております。
これから読んでいただける方、今読んでいただいている方々、手に取っていただきありがとうございます。皆様の貴重な人生の時間をこの作品のために割いていただき感謝いたします。
それでは皆様、思いつきと勢いだけで突き進むんできたダークファンタジーをお楽しみください。
〇以下、あらすじ〇
異世界『アルフェシア』。そこには人間と人間によく似た姿をした亜人が暮らしている。
そのアルフェシアに存在する大陸の一つ『ユセリア大陸』。その西側にある『聖都レフレンテ』に拠点を置く大陸西側最大の宗教組織『ルエズス教会』。彼らは人を正しく導き、神の正義を為すために日夜活動し続けている。
ユスト・マクシミリアンはルエズス教会の神父である。だが、彼は普通の神父ではない。
ルエズス教会の裏の組織『聖都教皇庁特務部第八特殊戦課』。通称『特務八課』。
ユストは特務八課の情報収集官であり工作員である。
ユストたち特務八課はあらゆる手段を使い神の正義を為し、神の敵を排除する。その過程で人が命を落としても、国がひとつ滅んだとしても、どんなに汚く、どんなに卑劣であったとしても、彼らは神の正義を為すためにその手を緩めることはない。ユストはある時、ある王国の崩壊に立ち会った。その際、ユストはある亜人の女性を助けた。
彼女の名は『レリナ』。奴隷として使役され、自由と名前を奪われた彼女に、ユストは自由と名前を与えた。
これはとある“優しい”神父と元奴隷エルフの運命を描いた物語である。
ダークインサイド~聖都教皇庁特務八課~
完結日:2019年6月15日
作者:要司
評価:★★★★☆ 3.5
時代:未登録
舞台:西洋
雰囲気:シリアス
展開:未登録
優しい狂人。それは主人公ユストのあだ名。作中で出たこの言葉に偽りはない。なさすぎて恐ろしい。読んでみれば読者は納得せざる負えないはずだ。神の正義を守るため、あらゆる手段を用い神の敵を排除する主人公たち。ルエズス教の闇はあまりにも深すぎる。 善悪抜きで読めば興味深い話である。読めばこの宗教の裏側がわかる。彼らがどのような行動を起こして信者から支持を得るのか。そこがこの作品の最大の魅力であり狂気である。※作者様よりレビュー内容承諾済み