評価:★★★☆☆ 2.5

もし自分が突然、事故や災害で死んでしまったとしたら…
今まで書いていたブログやツィッターやFacebookの仲間、
それに今まで遊んでいたネトゲの友人達は、
急に消えてしまってログインしなくなった自分のことをどう思うでしょうか?
ネット上にはそういった「主不在のSNS」が蔓延しているのではないかと思います。
それで思いついたフィクション小説、全5章の短編です。

米リンデンラボ社のメタワールド「セカンドライフ=通称SL)をモチーフにして書いた、完全オリジナル作品です。(当然、筆者はリンデンラボ社とはまったくの無関係です)

仮想世界VL(バーチャルワールド)のユーザーだった主人公の兄が交通事故で亡くなってしまいます。主人公である菜野見元輝(なのみもとき)と姉の菜野見恵(なのみめぐ)は、その後に兄の部屋で起こる怪奇現象に悩まされます。元輝の友人の有賀斗真(ありがとうま)は、持ち前の霊能力でこの謎を解き明かそうとするのですが…。
匿名性の高いネット世界で、自分以外の家族も友人も恋人さえ知らない多くのIDとパスワード。
それらは、もし自分に何かあったらどうなるんだろう。ネットでなくても、PCに保存されている究極のプライベートデータはどうなるんだろう?そんなことを考えてみました。

何年か前に自身のブログで公開した作品の焼き直しで、今回の公開で完成とします。


話数:全5話
ジャンル: 

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

雰囲気:
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象