評価:★★★★☆ 4.1
百万ドルの依頼をこなした俺は、その帰り道に異世界へ召喚された。
なんでも周辺諸国と戦うため、帝国の勇者になってほしいのだという。同時に召喚された連中は、とんでもないチート能力と高レベルのステータスを持っていた。
そんな中、俺だけがレベル1で役立たずのスキルしか持っていないとして迫害されてしまう。理不尽な扱いにブチ切れた俺は、スキルの力で帝都を木端微塵に爆破した。
実は俺のスキルは"どんな爆弾でも絶対に作れる"反則クラスの能力だったのだ。
結果、大量殺戮で一気に経験値を取得して高レベルへと至る。「なるほど。この世界は好き勝手にぶっ壊していいのか」
斯くして俺は、持ち込んだ現代兵器を携えて進む。
殺戮の予感に胸を高鳴らせながら、異世界での旅を始めるのであった。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
僕如きにこんな神小説のレビューは出来ないんで読んだ感想をします。とにかく爽快感が凄いあります。今まで様々な小説を読んできましたが、ここまで爽快感ある物語はありませんでした。主人公のアメリカンジョークがとにかく最高。腹がネジ切れることを越して100周しそうです。もう驚きの連続で飽きませんでした。ボマー「爆弾魔」こと主人公はとにかく最高にかっこいいと私個人は感じました。続編めっちゃ見たい、、、、アリスとジャックのパラレルワールド編くっそ見たい、、、、本当に面白くて楽しめる小説でした。続編、、、、チラ。すみませんすみませんめっちゃ面白かったんです許してくださいお願いします\(^o^)/
ピカレスクロマン良いですよね?日頃私達が準じている法や倫理感を無視し、思うまま爽快に暴れる回る。そんなヒーロー物語も素敵ですよ。しかもそれをファンタジーとマッチさせている。独特のプロットとアメリカジョークも最高、暗い過去に囚われた…とか有りがちな言い訳もない。主人公の陽気なクレイジーっぷりが、読後に爽やかさを齎していると思います。最高です!
とにかく爽快感がキモチいい!!・・・そんな作品です! 主人公の性格は気が短く小粋なジョークを好む一味変わった人物であるが一貫性があり、作品への没入感を損なうようなブレは一切ないので見ていて安心できます。 また、無駄なお色気シーンや冗長な描写などもなく、簡潔かつスピード感のあるシーン展開を繰り返すことで爆発だけでなく、そう言った細やかな作者の技に爽快感を覚えます! 主人公の目標へのあくなき執念・・・その姿には狂気すら感じます。 そんなイカれた奴に立ちはだかるなら、人であれ、魔物であれ、国であれ、能力者でさえも吹き飛ばされるでしょう・・・ そんな爆発野郎を楽しみたい方はきっと満足される作品です!!
「アッハッハッハァ! 最ッ高の気分だ! こいつは笑うしかねぇや!」 ボマーことジャック・アーロンは、日本人6名と共に異世界に召喚されたこと、100万ドルの報酬が貰えなくなりそうなこと、理不尽な扱いを受けたことで帝都をまるごと爆破する…… 召喚時の日本人達は、レベルも高く有用な人材であったようだが、ジャックはレベル:1、クラス:なし、カルマ:±0、スキル:【翻訳 B】【爆弾製作 EX++】という召喚者にとっては微妙な人物であった。 帝都を吹っ飛ばしたことによりレベルが385になるが、恐らく大量に人を殺めたことによりカルマが-600となる。 地球でも日常的に人を殺めてきたジャックは、それをさほど気にせず、地球へと帰還するために行動を始める。 狂った錬金術師アリスと共に、ニヒルでダーティーなヒーロージャック? の異世界爆破譚ここに開幕!
現在の小説家になろうは、いわゆるテンプレと呼ばれる設定や展開の作品が多くある。それが面白い、安定しやすい構成だから人気があるわけで、多くの作者が書きたくなるのは当然だろう。しかし、人間は同じものばかりでは飽きるわけで、テンプレ以外の作品も読みたくなるのは普通と思われる。本作は、なろう的な中世ヨーロッパ+異世界転移、つまり剣と魔法のファンタジーの世界観にアンチテンプレの要素を持ち出している。少なくとも主人公については万能系、ハーレム系、知識系などとは違って、筋肉、爆破、ゴア、爽快系だろう。多少のストレス展開も主人公がすぐに爆破してくれます(爆破オチはいいぞ)注意として、7話までは読むべきだろう。ややネタバレだが「タイトル回収早すぎでは?」と思った方も7話まで読めば無駄な心配だったとなります。人を選ぶ作品だと思いますが、合えばとことん合う作品でしょう。