評価:★★★☆☆ 2.5

 神様あり、怪異あり、美人姉妹あり、貧乏と人情と、儲け話ありの銭湯の話やて。

 題名は「ぶらぶら」な。
 ああ、なんでもないで。変なことを想像したらあかんで。つまり、何がぶらぶらしとるかっちゅうとやな……

 バコ!

 お、おおう。
 なんや、タワシが飛んで来よった。ははぁ、純情な美琴はんやな。なんや、〈ピー〉がぶらぶらするんくらい、ずっと見てきたやろに。

 何がぶらぶらするかっちゅうとやな。

 バコン!

 おおう、意識が飛びかけたで、ほんま。ええやないか、どうせ下品で、くだらん話や。つまり、ち……

 バコバコ!

 ん

 バコ!バコバコバコ!

 ……ちょっと待って。
 わて、死んでまうわ。こんなことを伝えるのに、命かける必要ある? ないわ。まったくない。

 それに、もうわかったやろしな。そやで。これが作者の本性や。お為ごかしはやめや。

 さらけ出してやってこまいか。ちゅうことで、くだらん話の始まりや。

【166話 完結済みです】

【一応、明治妖狐譚シリーズかな】

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話数:全166話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象