評価:★★★★☆ 4.1
「地道な努力を積み重ねれば、誰だっていつかは目的を遂げられる」……「不屈の冒険魂」(ISAO)と名付けられたそのゲームは、超リアル重視の運営の方針により、『堅実』『研鑽』『忍耐』という何ともしんどいものがプレイヤーに求められた。
容赦なくその洗礼を浴びた、リアルイケメン、地味アバターの主人公が、それでもゲームを楽しみながら地道に努力を積み重ね、ゲーム内での存在感を増して、段々とそして着実に強くなっていく。そして気がつくとNPCから崇められるオンリーワンな存在に。戦闘シーンは少なめ。……だってガチの支援特化だから。作品中の時間経過は早めです。最初から数話は説明回的な話になります。2019.05.31 『最新VRゲームを楽しむ話』編完結(完結時550万PV&100万ユニーク達成に大感謝)。現在構想&充電中。
※刺激的な残酷シーンは少ないと思いますが、念のためR15をつけました。
話数:全84話
ジャンル:仕事もの
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
なろう小説ありがちのお約束が少なく、中身も作り込まれててかなりオススメの作品です。vr 物ファンタジー物にありがちな設定の雑さが少なくてとてもいいと思います。ただ、個人的にはアイテムのインフレが早すぎたのではないかなと思います。5/8時点で最高レアリティに近いアイテムも登場しこれから終盤にかけてどう終わらせにいくのかが不安です。なろうらしい変な設定が少なくこの作品だけでなく次回作など期待をもてる作者だと思います。頑張ってください。応援してます。PS 上から目線ですみません
VRMMOモノによく見る「お約束」。「美少女」「幼馴染」「妹」「友人」、、などの人間関係設定や、「主人公補正・ご都合展開」「主人公のあるあるな性格(鈍感等)」「はちゃめちゃ()」などの主人公設定。「人間と同等のAI」設定のやり過ぎによる異世界化。そしてそれに取って付けたかのようなUI等システム設定。これらの「お約束」は、VRMMOモノが初めてなら楽しめる。しかし何作も読んでいく内に「またこの流れか」となる。完全に飽きる事はないものの、初めてこのジャンルを読んだ時に感じたワクワクや、楽しさ面白さがそこまでのものではなくなる。その点この作品は、昨今のVRMMOモノとしては珍しい、新鮮さが感じられる。+αの無い純粋な神官職。ゲーム内なのに感じる異世界ではない現実感。通貨やイベント内容の細かなゲーム的描写。ただ、戦闘描写を気にする方。現時点(5/2)では、あまりお勧めできない。