白玉楼の庭師・魂魄妖夢は先代の教えを胸に剣を振る未熟な剣士。主の命により幻想郷に足を踏み入れた妖夢は初めての敗北を知る。
目が覚めると、己の半身たる半霊の声が妖夢の不甲斐なさを責め苛むようになっていた。追い詰められた妖夢の思考は暴走し、とうとう暇を出されてしまう。『東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.』の後日談。白玉楼を追われた妖夢を待つ、一週間の激動を描く。
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なんだか、手が止まりません。初めは二次創作か〜と馬鹿にしていましたが、読み始めたら手が止まらない目が文を読みたがっているぅ〜みたいな葛藤に苛まれました!!戦いはシビィアに、葛藤は悩ましいほどに。言葉選びも控えめに言って素晴らしいく、読んでいて飽きがこない。電車に乗り、ゆっくりと読みたい時にじっくりと見たいです。ふと、窓の外を覗き込めば知らない駅なんて事もありそうで怖いですねwこれからも楽しく読ませてもらいます!!
物語が一番盛り上がるのってどんな時?長い冒険が始まる時? 味方が悲しい死を迎えた時? 強大な敵を倒した時?どれも間違いじゃない。だけどやっぱり、主人公が「葛藤して選択する」時じゃない?「葛藤」で圧力を上げて上げて……そして解放する。まるで爆発。半端者という本作、まさに 葛藤 の二文字がテーマ。その葛藤は、作者のロア先生が人生で経験した本物の葛藤を作品に入魂したせいで、重く、共感しやすく、説得力のある結晶になってしまったと言ってもいい。主人公の侍は苦しむ。忠義か……士道か……。居場所か……刀か……。主人か……恩師か……。さあ、この葛藤……どのように爆発するか……。
二次創作というものは、漫画ではよく見かけるがその分小説をあえて読もうとはあまり思わないのではないだろうか。漫画は一見してその方向性がわかりやすく、好みに合うか、クオリティはどうかといった判断ができる。一方小説は、ある程度時間をかけて初めて見えてくるものがある。この作品は、原作の知識に疎い私が引き込まれるだけの魅力がある。作者の力量を感じる地の文から、ある種の安心感も感じ取れる。軽視されがちな二次創作の小説だが、一見の価値がある作品だと思います。