評価:★★★★☆ 4.3
―全てが真っ白な世界―で、〈女神のような差し出した手〉を追いかける夢を、毎日見ている。
『平穏な日々を送りたい』と願う主人公が、なかなか平穏にはいかない日常と格闘しながら、大好きな彼女と幸せになれるのか……。
ラブラブだけどじれったい、甘くてちょっと切ない物語です。
登場人物には、敢えて名前を付けていません。✩挿し絵あります
この作品は2017/08/21投稿『今までも、これからも。』の改稿版です。
(現在は検索除外にしています)
新たなエピソードを加え、文字数も増やしました。著作者:藤乃 澄乃
無断転載は固く禁じます。
話数:全110話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
本日ついに完結した作品であり、私が初めて恋愛モノに興味を抱かせて頂いた『聖書』と呼べる作品です。主人公やヒロイン、そのた登場人物に至るまで『あえて名前をつけない』手法を取り入れており、より物語に引き付けられて想像力が膨らんでいき、キャラ達により感情移入することができます。また読んでいく内にその世界観にハマり、もどかしさ、切なさでいっぱいになり忘れかけていた大切なことを想い返すことでしょう。主人公は色々と受難し、迷走しつつ、一度はあきらめ、それでもあきらめきれず、だけど肝心な一歩が踏み出せない。優柔不断ではありますが、その様が逆に絶妙なリアリティを持せています。ヒロインの彼女も色々と迷いながらも自分の気持ちに向き合い、一途に想いを貫く姿に胸がきゅんとなります。作者様のセンスが光りまくり!是非、皆様もお手元にお取りになることをお勧めいたします(^^ゞ
出逢いは青春の日。ふたりはそう『淡く』て『甘い』関係。お互いに相手を想う気持ちが強くて、でも、なんだか照れ臭くて……伝えてあげたい。伝えてほしい。そんなもどかしさに心が揺れている。。。だからあの日。心に決めたんだ。この気持ちを伝えよう、と。それなのに……◇◇◇最初は『普通の恋愛小説だな』と思いました。どこにでもありそうな、むしろ、少しばかり『粗削り』な印象。でも、それが話数を重ねるたびに少しずつ変化し、いつのまにか『続きはどうなるのか?』と引き込まれていました。私は比較的鈍足なほうですが、この作品は『イッキ読み』できました!それぞれの個性が光る登場人物たち。あのころに『恋』をした(あるいは、している)あなたは共感できるかも!?さあ、このトビラを開いてみてください。『想い』は言葉にしなければ伝わらないのだから……
なろうでは珍しい、純粋な恋愛作品です。しかし、この作品にはとある個性が光ります。あらすじにもある通り、この作品には『登場人物には敢えて名前を付けない』という作者様の思い切った手法が取られています。名前がなくても、それを感じさせないのがこの作品のレベルの高さです。名前がないからこそ、想像が膨らみ、話に引き込まれる魅力があります(^^)日常にありそうな、それでも何処か不思議な雰囲気に包まれた素敵な作品です。自分の名前か、憧れの人か、それとも全く別の名前か……登場人物達に当てはめる名前はあなた次第。是非読んでみてください!
あらすじにも書かれておりますが、【登場人物に敢えて名前を付けない】という工夫がされています。私はこの作品を読んで、登場人物に名前がないことによって読み手がより一層物語にグッと入り込むことができる、ということに気がつきました。もちろん、それだけではありません。不思議な雰囲気に包まれたシーンと、リアルな人の心理や言動が描かれたシーン。その差がとても印象的でもあります。恋愛要素もあるので、恋愛ものがお好きな方にもおすすめできます。素敵な作品なので、ぜひ読んでみて下さい♡
適度に恋愛作品をお楽しみになりたい方へ是非おすすめ致します!この作品は、年代や男女問わずにお楽しみ頂くことができるストーリーとなっておりまして、一度読み出したら次も必ず読みたくなることでしょう。さらにあらすじにも記されておりますが、基本的には登場人物に名前が存在しますが、この作品には敢えて名前が、つけられていないところにも、読者をものすごく引き付けられるものがあります!是非皆さんご覧ください(^^)