異世界転移していたらしい僕の執事ライフ

「無人島に一つだけ道具を持っていけるとしたら、何を持っていく？」 という質問を目にしたことはありませんか？ 異世界モノでチート能力を持っていくというのはこれに似た話だと思います。 どんな能力も持っていけば異世界で「不自由なく暮らせ、活躍できるのか、幸せになれるのか……？」 本作の主人公ミツヒコも他の人よりも優れた能力を一つだけ持って、異世界に転移を果たします。 その能力は……１・決してチートではありません。２・主人公しか持ちえない能力でもありません。３・あなた自身も持つ能力です。 しかし、それは異世界で生き残るために「絶対」に必要な能力です。 これはたった一人、身寄りもなく見知らぬ場所に投げ出された主人公のサクセスストーリーです。 そして、読み終えたあと主人公の能力が如何に強力なものか実感することができるでしょう。 ぜひご一読を。お薦め作品です！

主人公ミツヒコの穏やかな人柄に終始癒されるほっこりのどかな異世界暮らしのお話です。異世界に迷い込んだ自覚も、チートスキルもなく、手探りで自分の居場所を作っていく様子は、可愛らしかったり、ホロリとさせられたり。派手な魔法なんかは出てこないけど、ついついガンバレー！と拳を握ってしまうはず。言語の習得中に出てくる顔文字が苦手な方もいるかもですが、柔らかい文章で読みやすい作品です。ミツヒコがどんな成長を遂げていくのか、楽しみに見守りたい、素敵なお話です。