なまこ×ぷらす

僕こと、なまこには中学生の頃、幼なじみの女の子や、憧れの女の子がいた。そして父が再婚して、若い20代の義母ができた。ハーレム？そう思う？お前もさ、鏡を見ろよ。これは絶望の話。全ては変わらず存在し、そして全ては変わってしまう話、僕の元には傷のみが残される話だ。思春期の鬱屈とした感情を、葛藤を。行き場の無い性の捌け口を。愚かさを。お前も抱えているのか？時間は僕の傷を癒やしても、消えることは無い。今でも夢に見るよ。トラウマはふとした事で蘇り、狂いたくなるような痛みを感じさせるんだ。この作品は、それを突き付けてくる。これを読むと、そうだな。４人に１人は泣きたくなるだろう。10人に１人は死にたくなるだろう。この話は、僕の義母さん、ぷらすさんというあだ名なんだけどね。彼女がその時の僕を描いた作品だ。お前も悪夢を見たい？そう、ならこの話を読むと良い。

これは非ッ常に私に刺さる。ほら、多感な時期の心理って結構複雑でしょう？青臭い独特の下衆さとクズさがあるあの感じ。…男児なら誰でも通る道なだけにNTRモノとくっ付くとエライ化学反応が起きてめちゃくちゃ辛くなるんや…。ほら、ラストの主人公の惨めさ経験ない？私にはあるね。昔をいくら美化しても絶対に爪痕が残る類のアレ。この作品は忘れていた苦い気持ちを抉り出すような力があるよ…。もっふぁぁ…（断末魔）

思春期の中学生男子の前に現れた継母。若く美しく、巨乳。創作の世界ではこの後の展開が手に取るように分かるというものだ。この作品の裏テーマはNTR……いわゆる『寝取られ』なのだが……彼女なんていない、いたこともない男の子が寝取られとはどうしたことなのか？それとも意を決して父親から継母を寝取るのか？しかし主人公が内にこもりがち、拘り強めの思春期あるあるな男の子なら？継母が真っ当な倫理観を持っていたら？傷つきながら成長するであろう男の子の葛藤と生き様を笑うがいい。