評価:★★★★☆ 4.4
書籍化します!
MF文庫Jより、8月24日に第1巻発売です。詳しくは活動報告まで!「最寄り駅が同じ」以上の接点がなかった先輩と後輩が、ある日、約束を交わしました。
その内容とは、「1日につき1問だけ、どんな質問にも絶対に正直に答える」というもの。1日1問だけお互いの距離を縮めていく、ふたりの物語。
カクヨムでも同時連載中です。
話数:全105話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
もどかしく、甘く、微笑ましいラブコメ。最寄り駅が同じだった、先輩と後輩。名前も知らない状態から交流が始まり……「1日1問だけ、正直に答える」というルールを設けて、少しずつ相手の事を知っていくことに。ルールの関係上、情報は小出しで、じりじりと距離を縮めていく感じです。後輩の少女の方が積極的で、見ていて飽きない作品。
現役で毎日登校している学生からすれば登校の時間は確かに暇でしかない、その時間は本を読むなりなんなりと使えるがこれ以上に理想的な登校がこれまでにあっただろうか!?先輩と後輩、たった1歳か2歳離れてるそれだけの事なのにその差は大きいように感じ、絶対的な気さえしてくるものです。でもこの小説の後輩ちゃんはせんぱいの事をまるで同級生、あるいは後輩かのように手のひらの上で転がします。しかし、たまーにせんぱいが威厳を出して反撃した時の後輩ちゃんが恥ずかしがり、せんぱいも自分が言ったことで恥ずかしがる。僕もこんな登校が毎日したいですね……
ただ同じ電車で通学しているだけで、互いに認識はしつつも何の接点もなかった先輩と後輩。ある日、「お互い、1日1問だけ、質問をできることにしましょう。その質問には、ぜったい、正直に答えなければいけません」そんな約束を交わして、二人は少しずつ距離を縮めていく。そして、100問目………好きな食べ物や季節・血液型・誕生日などのありふれた質問からちょっと変わった質問まで、様々な質問を繰り返しながら後輩ちゃんがからかって先輩が動揺したり、時にやり返したり。そんな1日1問ずつの交流でだんだんと甘い雰囲気になっていく二人に悶えること間違いなし。書籍版も合わせておすすめです。
とあるきっかけで『1日1つだけ、どんな質問にも正直に答えなければならない』――そんなルールを作って、先輩と後輩ちゃんは毎朝同じ電車で登校を始めます。この作品、なんといっても二人の絶妙な距離感が堪りません!始めはお互い少し遠慮があるのですが、段々と遠慮がなくなり、質問や会話が段々と踏み込んだものに変わっていきます。電車内で、外で、お互いのお家で、メールで、通話で、毎日のように繰り広げられる甘いやり取り!基本的に先輩は口が上手い後輩ちゃんにからかわれることが多いですが、時々反撃されて照れる後輩ちゃんが可愛い!100個の質問が終わる時、二人の物語はどんなゴールを見せてくれるのか!その結末は自分の目で確かめよ!d(゜ω゜)
ほぼ接点のない先輩後輩の2人があるとき「1日につき1問だけ、どんな質問にも絶対に正直に答える」という約束をして徐々に同じ学校の生徒というだけの関係から距離を縮めていきます。100個の質問をしたとき2人の関係はどうなっているのでしょうか?2人の距離感がもうたまらない!!序盤はそれほどでもないですけど、だんだんと甘い感じになっていくのが最高です!基本的に後輩ちゃんの手のひらで転がされてしまう真面目な先輩くんですが、たまに反撃して両者共に恥ずかしくて悶えたりするときがあると思わず読者も悶えてしまうこと間違いないでしょう!ちなみにこの作品で面白いなーと思ったのは視点がころころ変わるところですね!1話の中で複数回変わることもあるので普通の作品と違った作風で楽しめました!100個目の質問が終わった時のドキドキをあなたも味わってみませんか?
すごくじれったくてでもどこか心地よい二人の距離感。まだ心地よいここにいたいけどお互いに近づきたくて。一日一つの質問を通してじゃれ合いながらゆっくり近づいていく。とても心地の良い距離な二人の関係が描かれています。あまずっぱい二人を見るのは読んでてとてももどかしい。でもそんなあまずっぱい二人を見ていられるとても素敵な作品です。正直僕もこんなあまずっぱい思い出がほしい!というのは贅沢ですね…