評価:★★★☆☆ 3

傭兵のミラモ・アキシアルがいた。

生まれながらにして”新世界”の記憶を持ち、金属の動物である”リム”の召喚、リムを成す金属の練成を可能とする者のことを”朗読者”と呼ぶ。

ミラモはその朗読者だった。

多くの朗読者は、召喚や練成を戦闘に用いる兵となる。

朗読者間には個体差があり、ミラモは巨大なリムを、瞬時にしかも大量に召喚することができる軍事力の塊であった。

根島国《ねしまこく》は、グルー大陸中央の塑山《そざん》という大国にミラモを含めた朗読者を貸し出すことで独立と体制を保っていた。

根島国の首相、尾花《おばな》は塑山と手を切り、塑山の東西にある壬海《じんかい》、星老《せいろう》の二国と手を組もうとしていた。

しかし塑山の人間は、その情報をすでに手に入れていた。

だがいつも通り、ミラモは尾花の要請で塑山へ向かってしまう。



登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象