評価:★★★★☆ 4.2
凌久(りく)の妹には、はっとするほどの美貌を持つ琴吹さんという友達がいる。
しかしいくら美しくても妹の友達。彼女とどうにかなりたいなんて凌久は露ほども考えていなかった、のだが――。生徒会会長から執行部への入閣を断られた凌久は、原因は自分の学力不足だと考え、寝食を犠牲にして勉強に打ちこむ。
しかしまったくはかどらず疲労するばかりで、ふだんは冷たい妹の梨子にすら体調を心配されてしまう。琴吹さんが遊びに来るようになったのは、そんな折だった。
「先輩、わたしと楽しいことしましょう!」
ガードがゆるゆるな琴吹さん。不用意に腕をからめてくるわ、キス顔をさらすわ、スカートをめくってスパッツを見せてくるわ、しかもそれが全部天然だからたまったものではない。
しかし梨子によると、学校の琴吹さんは男子とほとんど話すらしないくらい身持ちが堅いらしく……?
自由で朗らかな琴吹さんに凌久は徐々に惹かれはじめるものの、
妹の大事な友達に恋心を抱いてはならないと自分を厳しく戒める。――しかしどうして琴吹さんは俺にだけガードがゆるいんだ? いや、そもそもどうして俺の部屋に遊びに来るんだろう……?
人をダメにする後輩に癒やされる、インドア系じれ甘ラブコメ。
"かわいすぎる後輩(すきだらけ)とおうちデートしませんか?"
※この小説は『カクヨム』『LINEノベル』にも掲載しています
話数:全32話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
今日も彼女がやってくる。「先輩、わたしと楽しいことしましょう!」彼女は、妹の友達で、とってもかわいい。でも僕には彼女と遊ぶ時間はない。学校に居場所を作るために、勉強やその他諸々頑張らないといけないからだ。そんな僕にお構いなしに、グイグイと「たのしいこと」に巻き込まうとする彼女。いつの間にか、彼女と遊ぶのが楽しみになってしまった。僕はこれからどうなるのだろう?お部屋の中で彼女と「たのしいこと(エッチなものはない、はず?)」を繰り広げる主人公。そして、様々な表情を見せてくれる彼女。まるで、おうちデートのような感覚、皆さんも楽しんでみませんか?