そうだ!エンジン〝も〟回転させよう! ―星形ロータリーエンジンの興亡記― 完結日:2019年8月17日 作者:むらむら 評価:★★★★☆ 4エンジン自体を回転させる。そんな悪魔の発想に取り付かれた開発者とエンジンの物語。 ※注意:作者の独断と偏見で構成されています。そのため、資料的価値はハナクソほどにもありません。 (そのかわり参考資料を紹介します) 話数:全7話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 WW1 エンジン ロータリーエンジン 戦闘機 星形エンジン 発動機 注意:残酷な描写あり なろうで小説を読む
最近では二輪用2ストロークエンジンがそうなりつつ在る様に。時代を築きながらも歴史の彼方に消えた形式のエンジンが在る。フォッカーEⅢソッピースキャメルニューポール17 WW1の空を征した『空冷星形回転エンジン』クランク軸が機体に固定され、星形に配置されたシリンダーがプロペラと一緒に回転する、異形のエンジンだ。当然プロペラだけとは比較にならないジャイロ効果が発生したが、それを逆手にとって捻り込みと云う空戦機動で名を馳せた機体もある。タウネンドリングもNACAカウルも無かった時代にエンジンを覆ったエスカルゴカウルは、空力など関係無く、強大な遠心力の為シリンダーヘッドから撒き散らされるエンジンオイル(毎時1ps/80g!)対策だった。ピストンヘッドにバルブが在ったりもした。本作は、そんな失われたエンジンの歴史と構造を(ちゃんと合理性は有ったのだ!)ユーモアを交えて解説している。