ブリジット・キャクストンの異動 完結日:2019年8月17日 作者:館長 評価:★★★★☆ 4才女ブリジット・キャクストンの異動について 話数:全2話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ヒストリカル 婚約解消 片思い 注意:R15 なろうで小説を読む
女性で初めて王立学院を主席で卒業し、これまた女性で初めて文官として王宮に登用されるほど優秀、尚且つ美人のヒロイン。 その彼女の上司より、彼女の異動願いが提出された。 その対応に追われる羽目に陥ったのが、元婚約者の主人公だった。 彼女が希望する異動先が不思議だったのも。 現在の上司との恋の噂も。 そして、未だに想いの残る自分がいることも。すべてが悩みのタネだった。 自分の仕事に実直な主人公と、ヒロインの上司と、彼女の将来を見据えているのは同じなのに、なぜか向かう方向がずれていく。そして、直接対峙の機会が訪れた。 そこで語られ、見えたのは、婚約破棄の真実と、上司の思惑と、彼女の本心。 ずれた矢印が重なった瞬間、素敵な未来が見えた気がして……。 たかが人事の物語ではなく、想いの込められたひとごとの、素敵な物語だとわたしは思う……。